思えば、遠くへ来たもんだ~Looking back, I've come so far!~

好きなこと、モノしか語れないブログです。

お持ち帰りですか?

雨がしとしと・・・と思ったら、結構しっかりと降っております、フランスよりこんにちは。Gon.です。

『好き』なことを書くって、幸せなことですが、心の深いところまで戻っていくという工程に加えて、捉えられそうでつかみきれない、形のない自分の思いに向き合い、一番適切と思われる言葉という形にその思いを当てはめていくという作業が加わり、結構、体力、気力、心力(こころの筋力とでも言いましょうか・・・)を使います。

前記事にて、愛すべきhideちゃんを語り、思いの外エネルギーを消耗し、回復期間にあります本日は、フランスでサバイバル!というカテゴリーのもと、お役立ちフランス語をご紹介していきたいと思います。

フランス語は習っておりますが、わたしはまだまだ初心者レベル。フランスに住んでいるのに、不自由ばかりで困っております(勉強はいたしますが、自分を追い込むのは嫌なので。それに、言葉はもちろん大切で必要ですが、時に不自由だからこその交流や面白さを経験できたりして)。フランス語素人だからこそ、お伝えできることがあるのでは!?と思っての挑戦です。

基本的に、今日はXXがありました~だとか、ここはXXですぅ、みたいなフランス生活について書こうとは思いません。書きません。書きたくありません(笑)。でっ!?って、私だったら言ってしまいそうで。それに対して、アナタはどう理解して、何を思って、そして、どうする?という、考察+行動パートが好きなわたしとしては、日記+αが欲しい(偉そうに 爆)。その部分にこそ、その人となりが現れると思っているのですけれども、ね。で、そんな部分にこそ惹かれるのでは・・・なんて。

ダーリンは外国人

さて、前置きが長くなりました。わたしがこちらに来てから早い段階で「こヤツは使える!」と思った表現と、わたしのパートナーが日本へ行ったときに、知って役立ったといった表現が、一致しておりましたので、本日はそのご紹介です。

と、その前に、わたしのパートナーのご紹介も・・・ええ、彼はフランス人でして、日本のゲームをこよなく愛し、ゲームと共に育った(23年間、FF7のリメイクをリアルタイムで待ちわびた人間の一人)、日本大好きのGeekでもあります。

昔、「ダーリンは外国人」という漫画がありましたけれども、2002年発行って、もう随分前のことになりますね・・・あの時は、自分のダーリンが外国人になるだろうなんて、兎の毛ほどもかすったことがないので、それを考えますと、本当に人生いろいろです~。

ちなみに、わたしは、パートナーをダーリンとは呼びません。時に、わざと通常と違う呼び名で呼んで関心を引くことはあります。でも、わたしが生粋の日本人ですので、ちゃん付けの方がしっくりきたり、お国柄、Mon cheri(モンシェリ:ダーリンのフランス語版。シャンプーのCMで一躍有名になったMa cherie,マシェリ(古っ)は、男性から女性を呼ぶときの呼称)または、Mon amour(モナムー:英語のMy loveですね。) でしょうか。*1

そういえば、フランスでは、あだ名のような互いの呼び名があるカップルが多く、それで呼びあうケースが多いです。例えば、ボーイフレンドをMon chat(私のネコちゃん♡)と呼ぶ知り合いがいたり。カップルの歴史あっての呼び方ですので、バリエーションに富んでおり、その理由などをたどっていくと、二人の歴史が垣間見れ、面白かったりもします(いずれ、記事にしよう!)。

フランス(語圏で)でサバイバル

そもそもわたしは、フランスに来た覚えはなく(笑)、フランス語圏にやってきたのでした。フランス語は、フランスだけで話される言葉ではなく、2億人以上で構成されるフランス語圏を形成するほど、世界中で話される言語の一つです。

ja.wikipedia.org

イギリスとの戦争、統治の歴史の中で、英語という言語に与えた影響も莫大。イギリスの上流階級では長らくフランス語が使われ、外交の場の国際語でもありました(第二次世界大戦によるアメリカの台頭で、国際公用語が英語に取って代わられるまで)。未だに、新聞だとか、権威ある文章(感を出すために)、また、オシャレ感を出すために英語のブログに使われているのを見ることもあります(日本人がちょいちょい英語を挟む感じですかね)。英語におけるフランス語の影響など、面白いので、ここ、もう少し勉強して、ちゃんとまとめたいです。

 

さて、やっと本題。

もはや世界中にございます、スターバックス(一部、コーヒーというものに異常なこだわりのある国、ItalyとかAusraliaとかにはございませんが)など、どこででも利用できる「持ち帰り=à emporter (ア・オンポフテ※脚注1参照のこと)」という言葉。これ、非常に便利でした。日本でも使い勝手の良い言葉ですよね。

では、ロールプレイをどうぞ。

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ある時、とあるカフェで、持ち帰りのコーヒーをオーダーしたい時。

私:Bonjour/こんにちは

  (必ずあいさつから入ります、これ今のところフランス語圏の鉄則。)

店員さん:Bonjour/こんにちは

  (この後、何や言ってくることもあるかもしれませんが、大概、何にします?とか、いらっしゃいませ的なことなので、オーダーをしちゃってください笑)

私:Un café, s'il vous plaît /コーヒーください

  (Je voudrais un café/I would like some coffee などもありますが、大概カフェなどではシンプルに、上記表現を使っていますし、一番よく聞きます)

店員さん:Quelle taille?/サイズはどうしますか?

  (これ、最初聞き取れなくて、せっかく習いたてのフランス語で注文頑張ったのに、は?となってしまい、この後は、Which size?と英語で言い直され、そのまま英語で話されてしまったという苦い思い出があります。音は、ケルタイ(ユ)?と聞こえます)*2

私:Grande, s'il vous plaît/グランデ、お願いします

  (スタバの場合、サイズはどの国も共通なので、トールなり、グランデなり、何なりと。通常のカフェの場合、サイズ展開があれば、英語のS,M,Lにあたる、petit(プティ/小), moyen(モイアン/中), grand(グホン/大)などがあるでしょうか。)

店員さん:Sur place? A emporter?/こちらで(お召し上がりになりますか)?それともお持ち帰り(ですか)?

  (店員さんが聞いてくれますが、自分で先に注文と一緒に言ってしまうこともあります。そうです、これが本日のフレーズ、持ち帰り=à emporter (ア・オンポフテ)です。)

私:A emporter, s'il vous plaît :)/持ち帰りでお願いします

店員さん:C'est tout?またはCe sera tout?/(ご注文は)以上ですか?

  (注文の終わりに、確認で上記のように聞かれます。音は、セトゥ?ススハトゥ?という感じ。※脚注2参照のこと)

私:Oui, ce sera tout/はい、以上で

 

時に、Autre chose?(オートルショーズ?※脚注2参照のこと)/他にご注文は?と聞かれたりしますが、注文がなければ、上記のように答えておけばOKです。

スタバですと、この後名前を聞かれたりしますので、そこは持ち前のギャグ力や人間力で乗り切ってみてください。わたしでしたら、いつもさっと日本語名を言った後(大概、聞き取れませんので。日本人の名前なんて。わたしたちが外国語を聞き取るのが難しいのと一緒です)、「ね、難しいでしょ?」って、一音一音スペリングアウトしてあげています。そうすると、大概、「どこの国から?」とか、「日本人?」なんて聞かれて、会話が弾んだりすることも(しないことも)あります。

長かった・・・

でも、持ち帰り=à emporter (ア・オンポフテ)、こんなわたしも渡欧して2日目に使いましたよ!役に立ちますので、お試しあれ!!!

そうそう、テイクアウトでなく、その場で楽しみたい場合には、Sur place(シュールプラス)で、お愉しみください。

では~

*1:発音、意味については、分かりやすさに特化した辞典、辞書である、Gon.ペディア調べとなっておりますので、悪しからずご了承ください

*2:私の耳調べ。